黒と朱の漆塗りの円盤。大きく割れ、左側の縁が欠け落ちている。中央には磁針の軸だけが残る
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© 江野国立博物館

二十四方位盤

江戸時代 19世紀 木製、漆塗 K-0712 歴史資料部
列品番号主番号:K-0712

解説

名称二十四方位盤
内容中央に方位磁針を据え、周囲に方位を刻んだ円盤。十二支に、十干のうち八つ(戊・己を除く)と、易の四つの卦(艮・巽・坤・乾)を加えた二十四の文字で、一周を15度ずつに分けている。北を「子」、東を「卯」、南を「午」、西を「酉」とし、北東・南東・南西・北西はそれぞれ艮(うしとら)・巽(たつみ)・坤(ひつじさる)・乾(いぬい)と呼ばれた。家相や普請、旅立ちの吉凶を占う際にも用いられた。
状態盤面に大きな割れがあり、左側の縁は欠損している(欠損部の一部は別途保管)。漆の剝落が著しく、一部に焼損とみられる痕がある。中央の磁針は失われ、軸のみが残る。盤面の文字はほとんど判読できないため、復元図を添える。

方位の配列(北から時計回り)

順文字方角角度
1子北0°
2癸15°
3丑30°
4艮北東45°
5寅60°
6甲75°
7卯東90°
8乙105°
9辰120°
10巽南東135°
11巳150°
12丙165°
13午南180°
14丁195°
15未210°
16坤南西225°
17申240°
18庚255°
19酉西270°
20辛285°
21戌300°
22乾北西315°
23亥330°
24壬345°

参考:十干と方角

東甲(きのえ)・乙(きのと)
南丙(ひのえ)・丁(ひのと)
中央戊(つちのえ)・己(つちのと)
西庚(かのえ)・辛(かのと)
北壬(みずのえ)・癸(みずのと)

形状・材質

法量径 [ ] cm
材質木製、漆塗、方位磁針

所在

現在の所在本館 常設展示室

索引

年代江戸
最終更新日 2026年3月4日
この解説は、必ずしも最新の研究成果を反映したものではありません。